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パンクなう [自転車]

バッ バッ バッ バッ・・・・・

真っ暗な荒川サイクリングロードで走行による風を切る音。その中に突然
タイヤの回転と同じ周期で発する強烈な異音が混ざり込んできました。。

しまった。パンクだ!

過去、このタイヤでパンクを経験しています。

2011/06/08 パンク
http://yoshixjr.blog.so-net.ne.jp/2011-06-08

音の違いで重症と直感。

当時のブログでは「プシュー」と有りますが、比較するとこんな感じ。

当時 「シッ シッ シッ・・・・・」

今回 「バーッ バーッ バーッ・・・・・」

いかにも傷口が大きく、一気に空気が抜けている感じがありました。
「チューブラータイヤはスローパンクだから・・・」と言われていますがそんな
事は全くありませんでした。あっという間にホイールのリムが地面と接触
する「ゴトゴトゴト・・・・」という感覚を感じて緊急停車をしました。

ちなみにタイヤは後輪です。

前方を照らすライトを外し、タイヤをチェックすると穴が。そしてその
穴から出たのであろう液体も。そう。タイヤパンク時の応急処置として
知られているシーラントが出た跡がありました。

小さいパンクであれば、シーラントがパンクの穴をふさぎ走行が継続できます。
しかし今回は穴が大きかったのか、穴をふさぎきれていなかったようです。

場所は千住あたり。家まではまだ20kmはあるのではないかと言う場所。

チューブラータイヤなので、タイヤを外してチューブを交換して空気を入れて
終了と言う訳にはいきません。しかもタイヤ一本が強力な接着剤によって
接着されているので交換するにはタイヤ一本丸ごと交換になります。あいにく
今日は持ち合わせていません。シーラントが入っているから大丈夫だろうと
思っていました。

あーあ。。。。。

途方に暮れても直るわけでもないし、チューブなら通りがかりの自転車乗りの
人から譲ってもらうことが出来てもチューブラーを予備として持っている人に
会う可能性は時間が時間なだけあってほぼゼロです。

と言う事で、自宅に連絡して迎えに来てもらいました。

「と言うわけで迎えに来てほしい」

「・・・。何やってんの。まったくもう。。。どこに行けばいいの?」

「西新井あたり」

「は?なんで会社より遠いの?」

ってな感じでひと悶着ありつつも、迎えに来てもらい、自転車を分解して
荷室に乗せて帰宅。

途中、

「夜のドライブも趣があっていいね」

「・・・・・・・・・・・・・。」


って感じで和気あいあいな雰囲気の夜のドライブとなりました。

はい。本当に迷惑をかけました。申し訳なかったです。。。

さて、反省と今後の考察はとりあえず以下の2点。

1.シーラントの必要性。

今回のパンクで「シーラントなんか意味が無い。重くなるだけだし
今後は必要ない。」と考えてしまうのはちょっと早計かなと思います。
実際、前回はシーラントのおかげで穴がふさがり帰宅できたのだから。

パンクを経験している人ならわかると思いますが、

パンクに怯えながら走る

この心理状態は本当に気が滅入る訳で、このリスクは出来るだけ低くして
おきたいものです。だから今後もシーラントは入れておきたいです。

ちなみにネットで散見する「コルサエボのラテックスゴムとシーラントの
相性」って言う意見も有りますが、ここでは考えないこととします。

2.予備タイヤの携帯

チューブラータイヤは通常(クリンチャータイヤ)と違い予備タイヤを持つと
非常にかさばります。なにせタイヤ丸々一本と接着するテープを持っていな
いといけない。

しかし、持たないと今回のような事態に遭遇します。今回は家族が直ぐに
迎えに来てくれたのでそれ程大変ではなかったけれど、これが一人で山を
走っている時にパンクしたらもう目が当てられない。最悪、数時間歩く羽目に
なるわけです。

では、チューブラーなんて持たなければいいと思ってしまいがちですが、
チューブラータイヤの乗り心地は全然違うし、安定感も違う。F6Rは非常に
いいホイールだと思うのですがこれはこのタイヤだからこそと言うのもある
と思うのです。「チューブラーを止める」と言う選択肢はありません。

コンパクトなチューブラーをサドルの下にでも入れておくか?

最悪、ゴミ袋を買って電車に載せて帰ってくるか。

いろいろ考えますが、結論から言うと「結論は出ていない」です。

たぶん、予備タイヤを持ち歩くという事になるとは思いますが、自分でタイヤ
交換をしたことが無いのでまずは交換方法をマスターせねば・・・・

チューブラータイヤをメインで使っている人はおそらく多いはず。それぞれの
使い方があると思うのでいろんな使い方を調べて運用していきたいと思います。

通勤用のホイールはチューブレスがいいなぁ。。。なんて思ってみたり(笑

問題と言えば問題ですが、この災い転じて今後の自転車ライフが福となれば
いいなと前向きにいろいろ勉強していければいいなと思っています。

最後に、今回のトラブルをリアルタイムでTwitterでつぶやきましたが、多くの
人にリプライやメールなどでアドバイスを頂きました。本当にありがとうございました。


いい雑誌発見。 [自転車]

隔週で発行されている「Tarzan」という雑誌があります。

健康系の雑誌で結構興味深い内容が多いのですが、今回はストライクな企画。

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自転車でカラダを絞る!

です。「最強のフィットネスマシン」ともあります。これがほぼ1冊にわたって
特集されていて、自転車を操る体の仕組みから燃焼方法、そして日々の
トレーニング、さらには峠の走り方、サプリメントの紹介、行動の走り方など
さまざまな角度から自転車を分析しています。

正直、自分からすると解ることがほとんどなんですが、方向性の確認と
「なんとなーく」が確信に変わるような感じです。非常にいい特集だったので
紹介させてもらいました。

なんなーく、「自転車って面白そうだよなー」って思いつつも始められない
人は読んでみることをオススメします。これで550円は破格だと思いますし。

グランフォンド八ヶ岳打ち上げ in 王将 [自転車]

グランフォンド八ヶ岳に出場したメンバーで飲みました。

一番集まりやすい場所が渋谷だったのと、事の発端が渋谷のYAMAHAが閉店
して自転車屋である「Y's Road渋谷店」になったので、開店祝いという、、、

まあ、つまりは、、、

どうでもいいからとりあえず飲むか。

という流れになったのです。

グランフォンドに出た人以外にも職場が近い人など声をかけたのですが
結果的には来られなくなったりでグランフォンドのメンバーのみになりました。

もっと気を使ったところで飲めばよかったのかもしれなかったのですが
自分が王将で飲みたいと大騒ぎしたので、初めて会って飲む人がほとんど
なのに王将になりました。すいませんです(苦笑

でも、王将の餃子とビールって最高の相性だと思うのです。
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美味しいし、話も盛り上がるし、そりゃあもういい時間でした。

ちなみにバイクとか、車とか音楽とかいろんな趣味で飲み会に出たけれど
今日ほどきっかけである趣味の話が無い飲み会は無いような気がする。

ちなみに内容は話せません。

30を過ぎた大人がさ、、、、まったくさ、、、、、、的な最高な話です(笑
でもいいじゃない。そういう話ができるって最高なんですよ。

ちなみに今だから言いますが後半から記憶が断片的であります。

2軒目はやまたさんオススメの居酒屋風のお店だったと思います。

大好きな〆張鶴。
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おそらく(笑)、美味しかったと思います。

おそらく。そう。おそらく。はい。ここらへんで記憶はありません。

その後、家にいました。笑いながら寝室に入ってきたとのことなのでとても
楽しかったんでしょう。飲みって、こうじゃなきゃね。家に帰ったときに幸せな
飲み会ってやっぱりいいですよ。

ぶっちゃけ、自分ははしゃぎすぎた感もありますね。いやー、申し訳ないです。
これに懲りず、また飲みましょう。本当に楽しかったです。

おまけ。翌日かばんの中を見たらこんなのが入っていた。
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王将発行であるぎょうざクラブ

これは一定額飲食しないと発行されないというプレミアムカード。
これがあると一定期間(来年末まで)毎回飲食が5%オフになるという素晴らしい
カード。しかも誕生月に使えるという1000円クーポンも付いていました。

って、そんなには使わないのですが(笑)、有意義に使いたいと思います。


荒川河口と彩湖周回 [自転車]

今日は早めに仕事が終わり明るいうちに荒川河口へ。

10月にしてはとても暖かく本当に走りやすかった。途中で上着を脱いだほど。

今日はあまり根拠はないのだけれど、重心を意識した。重心といっても、イメージ
的な問題で、より下(ペダルの中心というかなんというか・・・)で回すような感じ。

こんな感じで「あーでもない、こーでもない」なんて考えながらクルクルクルクルと。
結果、どうなりました!ってことは無いんだけれどなんか楽しかったです。

土曜日も行ったんだけれど、最近自分の中で帰りのルートに彩湖を絡ますルートが
流行りつつある。イメージ的には「最後に彩湖で〆る!」みたいな感じ。

土曜日は8時頃走ったので真っ暗だった。ちょっと怖かった。でも今日は明るい
時間だったので走りやすかった。子供がいっぱいいてそれはそれで怖かったけど。

大混雑だったのでグルグル周回する気にはなれず、2周で終了。でも裏の
ストレートはガラガラ。向かい風だったけれど気持ちよく走れた。

湖畔にて。
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GR DIGITAL 2

夕焼けが綺麗だった。ああ。GR DIGITAL 4が気になるね。やっぱGRがいいな。

今日の走行距離 86.5km 


スプロケ清掃 [自転車]

ギア部分(スプロケット。略してスプロケ)を清掃しました。

いつもチェーン清掃をするのですがスプロケ部分は面倒くさく、いつも清掃して
いませんでした。はい。すいません。

清掃するにはスプロケ部分を取り外して灯油などで清掃すればいいのですが
取り外しには専用の工具が必要です。はい。買ってません。

今日、チェーン清掃しているうちに汚いスプロケを見て何とか綺麗にならないか
と思いました。結果、スプロケにビニールを巻いて他の部分にかからないように
してブレーキクリーナーを吹きかけて落としました。

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Nikon D3 + Carl Zeiss Distagon 35mm F2 ZF

思った以上にあっという間に綺麗になった。うん。しばらくこの方法は使えそうだ。


グランフォンド八ヶ岳 2011 (回顧編) [自転車]

今回のグランフォンド八ヶ岳はちょっと気合を入れて臨みました。

富士ヒルクライムで惨敗して走り方を根本から変えようとLSDを始めて
LSDの効果が出るのが約3か月と言われ、ちょうど富士山の3か月後が
グランフォンド八ヶ岳だったからです。

グランフォンド八ヶ岳はタイムを計測します。でもそれはどちらかと
言うと参加したか否かを確認するという意味合いが強く、タイムを競う
イベントでもないです。

ただ、お金を払う以上、何か収穫を得たい。もちろん八ヶ岳と言う絶
好な風景の中を走るという収穫はあるけれど、来年の富士ヒルクライ
ムにつながる「自転車的な」収穫を得たいと思いました。

まずは作戦。富士ヒルクライムでの反省である以下の点の強化です。

1.急斜面後の緩斜面でサボらない。

2.上半身の姿勢(ポジション)

3.あきらめない。

以上が大きな課題です。この3点をなんとか改善したいと思いました。

急斜面後の緩斜面ですが、緩斜面はスピードが出ます。急斜面では
タイム差が付きにくいけれど、ここで頑張れば意外とタイムは短縮出来
ます。ここで力尽きると次に来るであろう急斜面にいいスピードで臨め
ない。結果、急斜面も遅くなってしまうという負のスパイラルに。

ただ、つらい。辛い坂を上りきってその後にまたガンガン回せと言うの
は酷な話です。でも、これができないとダメ。と言う事で今回はあまり
負荷がかからない、ハイケイデンスでクルクル回すという方法で。
自分が想定するギアよりも1から2段下げてとにかくハイケイデンス。
おそらく120から130ぐらいのケイデンスで回してスピードを載せます。

これが結果的には大成功。あまり120とか130なんて回さないけれど、
意外と体がぶれずいいスピードをキープすることができました。

次の課題。上半身の姿勢。

富士ヒルクライムに限らず、山を登ると辛くて上半身の姿勢が悪くなり
ます。具体的には手が伸びきって全体に後ろに行ってしまう。これは
どう考えても良くない。ただでさえ登っているのだから前に重心を置か
ないと前に進めない。

手は伸ばしきらない。適度に曲げる。そして重心は前。そして最大の
ポイントは上半身と下半身でリズムを合わせて体を引き付けて上半身で
も自転車を進ませようと意識しました。

これはなかなか毎日実践できなかったのでうまく出来たかどうかは不明
ですが、終わった後で胸から肘の下、そして背中の筋肉が非常に痛かっ
たので今までよりもつかえたのではないかなと思います。また、実際に
走っている時もテンポ良く力が入ったので効果があったのではないかと
思っています。

最後。「あきらめない」です。

自分の中で山登りの一番大切な所って「心」だと思うのです。眼前に
現れる猛烈な坂を前にすると萎えるけれど「よし!登ってやるぜ!」と
思うのと、「無理でしょ。。。。。」って思うのでは全然違う。そして
登り始めてキツくなっても「まだまだ!、まだまだ!」って思って
登る。これは絶対違うと思うのです。

富士山では平均時速を見て「あ、これは1時間30分切れないな」って
諦めた節があります。振り返ってみるとここを境に力が入らなくなって
いたと思います。これはかなりもったいない。

今回は自分をだますぐらいの勢いでした。「まだまだいける、
まだまだ脚は残っている。へこたれない」って思い走りました。結果的に
いい感じで走ることはできたと思います。

と言う事で、課題に挙げた3点は完ぺきではないけれど一定の収穫があり、
今後も完成度を上げていければいいなと思っています。

さて、お次は機材。

初めての実戦投入となったFFWDのF6Rですが、これが思った以上にヒルク
ライムに向いているのではないかと思った次第です。とは言うものの、
比較対象がZippの404なんですが、この2つのホイール、重さはそれほど
変わらないのですが、圧倒的に漕ぎ出しが軽い。クルクル回るホイール
なので、非常に走っていて好印象でした。

逆に、Zippよりも回っている感がありません。30キロを超えたあたりか
ら始まる速度が勝手に上がっていくような感じはFFWDにはそれ程感じら
れません。まあこれは個性でしょうね。正直、Zippの方向性の方が好き
ではあるのですが、F6Rの「予想外」の走りも好きではあります。

そしてスプロケット。今回は11-28Tで臨みました。

多くの人は27Tで臨んでいたみたいですが、自分はこれでもいいかな?と
思ってしまいました。回転数を上げて乗り切る方法は意外と使えると
思った次第で、今後もこの方向性を高める練習をしたいなと思ったから。

でも、若干、ギア比がワイドすぎて、ギアを変えた時に負荷が大きく感じ
る事が若干あったかもしれません。そう考えるともう少しギア比が狭い
スプロケを考えてもいいのかもしれません。こればかりは試してみるしか
ないので今後の課題だと思っています。

最後に今後のこと。

正直このイベントに出るまで自分のやっている事(LSDなど)が正しいのか
わからなかった。でも、グランフォンドに出て走ってなんとなーく効果が
あったのかな?なんて思いました。いや、あった。去年の自分より明らか
に疲れない。体が切れないから心も切れなかった。

そう考えてみると、おのずと今後の課題と言うか方向性が見えてくる。

この調子で地道に自転車に乗り続ける

これに尽きるのではないか。強靭な気力とそれを支える練習量と体力。
その上に乗っかる機材。このバランスを崩さずに日々自転車に乗れば
おのずと富士ヒルクライムでいい結果が出てくるのではないなと思う。

いや、富士ヒルクライムだけが目標じゃない。楽しく走る。これが自分の
理想の走り。楽しく走るに為にもっともっと体力をつける。

よし。走ろう!もっと楽しみたいからもっと走る!

グランフォンド八ヶ岳 2011 (当日編) [自転車]

いよいよ待ちに待ったグランフォンド八ヶ岳当日です。

起床は4時。車中泊にも慣れたのか、ぐっすり寝ることができました。
その後、コンビニに行って朝食を調達。高カロリーの菓子パンです。
自転車で120キロはかなりのカロリーを消費します。ダイエットを経験
するとどの食材がどれぐらいのカロリーかを予想できるので万全です。

駐車場の利用開始時刻は5時から。5時と同時に入りました。去年より
標高が低い(300m)からか、もともと天気のせいか去年は気温は4度
だったけれど今年は10度。寒いけれど突き刺すような寒さはありませんでした。

着替えたりばらしてあった自転車を組み立てたり空気圧調整などの準備。
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6時過ぎたあたりで一緒に走る人たちと連絡を取り集合しました。初めて
会う人もいたので自己紹介など。清里駅を近くのメイン会場である「清里の森」へ。
距離は2キロだけれどそこそこの上りで心地よい汗をかきました。

結構遅めに会場入りしたので多くの人が並んでいました。
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今年は一人じゃないのでとても楽しく待つことができました。
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結構騒がしい集団であったと思います(笑)
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実行委員の人やおそらく今中さんかな?がしゃべっている所はまったく見えず
声のみでした。まあ、出走人数は千人を超えています。しょうがないですね。

その後先頭から順次スタート。結構待ちましたがいよいよ我々の番です。
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順番待ち途中、シマノのサポートカーを発見。
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ちぃ。メンテナンスやってたのか。11-28Tにしていまいちシブいから直したかった。

横一列に並びスタート。最初はダウンヒルです。かなりのダウンヒル。

もう寒いのなんのって。。。。。。

自転車の服装って迷うんですよ。特に山が絡むと。山を登るには相当なパワーを
使うので汗がすごく出る。でもダウンヒルだと猛烈なスピードで下るし一切こがない。
だから寒い。ここはウインドブレーカーを着て我慢の時間です。

途中で目の前で落車が発生。本当に目の前でしかも後輪が滑ったところから見て
いて「あ。コケるな。」って思ったぐらい。幸いにもヘアピンカーブで速度がそれほど
出てなかったからそんなにひどくなかったんじゃないかな?自分も気を付けないと
と気を引き締めて下ります。

そんな感じでハラハラしながらも最初の休憩ポイント(エイド)に。
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このエイドは去年は後半だったと思う。今年は若干コースを変えているみたい。

チョコレートやアクエリアスをいただきました。まだまだみんな余裕。
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今日初めての実戦投入。FFWDのF6R。
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ブレーキが非常によく効くのでアルミホイールを違和感なく山を下る事ができまし
た。ディープホイールだけあって直進安定性も高い。

その後もまだ下り基調の道が続きます。

次のエイド。雲が多かった空もすっかり晴れ渡り自転車日和。
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ここは楽しみであったエイドの一つである「朝取りレタス」が食べられます。
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蕎麦がスタンバってます。
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蕎麦と別にもらうのですが、自分はこんな感じでもらいました。
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一緒に食べるとおいしいんですよー!!シャキシャキでもう最高。

みんなもとても満足。
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まあ、自分だけ2杯食べましたが(笑)

あからさまに「食べすぎだろう!」という目で見られつつも出発。

途中、風景がよかったので止まって撮影。
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絶景やね。

今回参加の5台。色とりどりで美しい。
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我々以外にも止まって写真を撮る人が多かったです。
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グランフォンドはレースじゃないのでこういうのも普通にアリなんです。

先に見える上りが今後の辛さを予感させます。。。
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気を取り直し出発。そこそこの上りがチラホラと顔を出し始めます。明日の日記に
書く予定ですが、自分なりに作戦を立てて、非常にきつい後半の坂まで絶対に
前のギアをインナーにしないと決めていました。場所によってはキツかったけれど
なんとかアウターで行きました。

次のエイドで。
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左よりやまたさん、ぎっしーさん、しらきさん。

しらきさんに撮ってもらいました。
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俺だけ短パンね。ノーマルレーサーパンツは持ってないなんて言えない(笑)。
ってか、あれ?kanaさんは?(笑) トイレだったかな?ごめんなさい。。。

さて、いよいよここから本格的な上りです。しかも半端ない。

ぎっしーさん ここから概ね30kmは上りです。

ちなみにぎっしーさんはサイクルコンピュータの中に今回のルートを記憶
させているのでルートが高度を含めてわかります。いいなぁ。EDGE800!

一同 ・・・・・・・・・・・・・・・。

まあ、わかってはいたんですけどね。いざ目の前にするとキツい。
とはいうものの自転車は自分が進まねば終わらない。お互いを励まし合い出発。

途中、斜度11%の坂が。そうそう。これこれ。自分が去年、度肝を抜かれた坂。
ここに来るまで絶対インナーにしないと決めていました。

という事でインナーへ。軽い負荷で回しながらなんとか乗り切りました。

この坂を超えるとエイドがあります。
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とてもいい天気!暑いぐらいです。

カメラを持っているのでみんなを撮影。
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やまたさんもなんだかんだでしっかり登ってくるんだよなぁ。
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ここのエイドにはトウモロコシがありました。
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いやー。めちゃくちゃ甘い。この甘さが体にしみる!!

そしてソフトクリーム。
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とても甘くて濃厚でした。ここでもイケイケどんどんという事で、2本も頂いて
しまいました(笑)。どんだけカロリー摂取してんでしょうね(笑)

売店も中にあるのでここのエイドは大盛況でした。
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さて、この後も坂は続きます。むしろこの後が今日のメインです。
「海岸寺の激坂」と呼ばれていてかなりの走りごたえがある坂です。
途中からチラホラと自転車を降りて押す人が出てきます。



動画では伝わりづらいのですが、見た目以上に勾配はきつく、そしてその勾配が
休みなく続きます。正直キツい。汗だくだし、汚い話になるけれどヨダレも出るし
鼻水も出ます。

拭けばいい?

そんな余裕もないのです。

自分だけ?みんなもそうだよね?

そんな些細な労力さえもその眼前にある上りの為に使いたい。その位の気持ち
なんです。本当につらかったです。でもなんとか気合で乗り切りました。

エイドにて。とても心地の良い風景と気温でした。
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ちなみにここは夏休みに家族で蕎麦打ちの体験に来た所です。懐かしい。
もう一度蕎麦打ちをして食べたいなぁ。そんな時間は無いけれど(笑)

ぎっしーさん到着。
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予想外(失礼・笑)に早く来てびっくり。ぎっしーさんは淡々と登るイメージ。
もしかしたらヒルクライム向きな人なのかもしれないですね。

その後、みんなも到着して疲れもあったし長めの休憩を取りました。上りのピークは
越えてたようでみんな安堵の表情です。まだまだ上りであるには変わりないけど(笑)
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この辺でみんな疑問を感じ始めます。

ご飯ってないの?

そう。グランフォンド八ヶ岳と言えば充実のエイドステーション。その代表的
イメージが白米のおにぎり。ここまで何回かエイドに入ったけれどまだ白米に
巡り会えていません。

つ、次には必ず。。。。。。(割と切実な願い)

という事で出発。

ピークは越えたとはいえ上りは続きます。相変わらずキツい。でも今回は体重も
落としたし、グランフォンドの為に毎日走った。結果、自分が思う以上に体が動く。
それ程疲れない。体力以上に気力が持つ。へこたれない。とてもいい感じでした。

さて、次のエイドへ。
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今から考えれば勝手、かつ一方的な予想だったのですがアレ(白米)に会えると
思っていました。思っていました。思っていました。。。。。

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あれ?

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あれ????

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あれあれあれあれ?????

無いですね。

バナナもパワーになりますよ。キュウリ+味噌も塩分補給になりますよ。でも
白米(炭水化物)とはやっぱり別物なんですよ粘りが違うんですよね。。。。ガッカリ。

でも食べますよ。ガンガン食べますよ。。。。
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普通に美味い。汗をかくから塩分が体にしみるんだよね。

そして出発。結論から言うと、次のエイドにも有りませんでした。

ここら辺から悲壮感さえも漂い始めます。

今回を総括できる名言をやまたさんがmixiボイスに投下。

アメちゃんしか残っていない。。。。

しかし、神の声が。誰かが、

次のエイドには大福とおにぎりがありまーす!頑張ってください!

おおおおおおおおおおおおおお!!

気合が入りましたよ。しかも一時的ですがここから次のエイドまでダウンヒル。

まあ、下るという事は上るんですが(笑)。

ここからはkanaさんが先頭で猛烈ダウンヒル。回す回す。基本60km/h超え。
凄いな。どんどん離される。若干の上りで距離を縮めるも基本的に追いつかない。
ダウンヒルの走り方ってあるんだなぁ。と力の無さを実感しました。

そんなこんなで次のエイド(最終エイド)へ到着。道の駅小淵沢。
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さあ!おにぎりおにぎり!おにぎり!!!

ん?なんか雰囲気が違う。みんな白いモノを持っていない。

どうやらおにぎりと大福、1時には売り切れていたらしいよ

・・・・・・・・・・・・・・・・。

そして目の前には相変わらずの黄色いものが。
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今回のサブタイトルは、

バナナを食べておにぎりを探す120kmの旅ですなぁ。。。。

なんてちっとも面白くないことを言いつつモグモグ。そう辛いけれど食べないと
燃料切れで走れなくなる。カロリー補給は自転車乗りにとって基本なのです。

ここで仕入れた情報によると、メイン会場(ゴールポイント)にはおにぎりと
豚汁があるとのこと。

結局最後まで無いのか・・・

でも、食べたいから行こう。とみんなで励ましあって出発。ここ小淵沢から
清里まで基本的に上り。意外とキツかったです。いや、かなりキツかった。
でも、海岸寺の激坂を走っているので「あの坂よりかはマシだ。」と思い
辛いながらも進む事ができました。

そしていよいよゴール。あーキツかった。でも楽しかったぞ!

計測タグを渡して一休みして、あ。写真を撮ろうと思ってゴールに向かうと
ぎっしーさんがちょうどゴールしていた。
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その後しらきさん。
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kanaさんとやまたさん。
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みんなお疲れ様!ってかみんなで走り切った120km!!とても楽しかったぜ!

感動にむせび泣くやまちゃん。
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嘘です(笑)

ちょうどメイン会場では抽選会が行われていました。目玉はあのピナレロの
ロードバイクです。当たる気持ちは万全で、帰りの積載方法などを真剣に考え
ましたが、、、、

かすりもしませんでした。

その後、念願のアレに。

おにぎり
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今更おせーよ!!!なんて少しも思わなかったですよ(笑)

そして、写真には撮りませんでしたが豚汁にもありつけました。滅茶苦茶
美味しかったですよ。ええ、かなり待たされましたからね(笑)

そしてみんなで記念撮影。
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いやー、いい顔していますね。そりゃああれだけの坂を超えてきたから充実感は
半端ないです。人力で山を越える。凄いよね!

その後は会場を後にして駐車場へ。自転車をばらして帰路へ。その前にみんなで
集まってしばしお話。ぎっしーさんのホノルル土産がすごかった。

フースホフトのサイン入りジャージ。
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このブログを読む人の多くはいまいちわからない人が多いと思いますが、とりあ
えず、自転車レース界では凄い人です。

ほう。ちゃんと書いてありますね。カタカナで「フースホフト」って。

って、言ってみたら普通にキレてました。すいませんです(笑

そんな感じで(?)、和気あいあいと話をした後、各々で車に乗り別れました。

ちなみに自分は高速を使わずのんびりと下道で帰りました。どうやら中央道は
事故などがあり大変だったみたいだけど自分も途中で爆睡したりして帰宅は
日付変更線を回った1時ぐらいでした。車中泊をしたから毛布などがあり、
それを使ったから仮眠どころの話じゃなくなった(笑

以上が当日編です。長かった。最後まで読んでいただきましてありがとうござい
ます。機材やグランフォンドにかける思いは明日にでも振り返ろうと思います。

写真はNikon D60 + AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR です。


グランフォンド八ヶ岳 2011 (前日編) [自転車]

さて、子供の運動会も終わり、いよいよ待ちに待った、

大人の運動会

でございます。そう。グランフォンド八ヶ岳でございます。

出走は明日の早朝。と言う事で前日に乗り込んで受付を済まさねばなりません。
ただ、今回は知人であるkanaさんが代理受付をしてくれていたのでのんびりと
用意が出来、そして出発することができました。

自転車を分解して車に積載します。
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カーオーディオが無ければスマートに積載できるんだけどねぇ。。。

積載も終わり、いざ出発。下道でのんびり行こうと思ったが何があるか
わからないし、とりあえず早めに乗り込んでおこうと高速を選択。

中央道でズバッと。
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渋滞も無くスムーズに行く事ができました。

話は逸れますが、高速を使う移動って好きではないんです。純粋に時間を削る
目的ではあるんだけれどそれしかなくて。下道だと確かに時間がかかるけれど
その土地の「空気」を感じることができる。ま、もちろん一番の目的は節約
なんですけどね(苦笑)。バイク時代も能登半島をぐるっと回るツーリングに
行った時も下道オンリーで行ったしね。

最寄のインターチェンジである長坂ICに着いたのは6時ぐらい。

ここでkanaさんと夜ご飯でも・・・と思い連絡を取るも、ちょっと想定より
早く到着してしまったせいか、kanaさんは夜ご飯を頼んでしまっていた。
残念だけれどしょうがない。と言う事で清里の小作でほうとうを食べました。

いい雰囲気の店内。
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豚肉ほうとう(辛口)をいただきます。
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小作のほうとうはいろいろ有れど、ベーシックな豚肉ほうとうが一番だと
思います。今回は辛口にしました。辛味噌が非常においしかったです。

食べ終わったぐらいで今回一緒に走る予定であるぎっしーさんより連絡。

「やまたさんがまだ来ないんですよね・・・・」

やまたさんも今回一緒に走るうちの一人。代理受付はせずに直接前日受付を
する予定でした。ぎっしーさんとかなり近い所にいたので合流。とりあえず
万が一の事を考えて二人で会場に移動して待つことにしました。

8時が受け付け締め切り。待てど来ず、携帯に連絡しても連絡が取れず。
7時50分まで待ちましたが、もう来ないと判断し、事務局の人に相談したら
代理受付可能とのことだったので受付をしました。

ここで問題発生。

受付の人「ここに緊急連絡先を書いてください」

あ。そうだ。書かなくちゃいけなかったんだ・・・・

ぎっしーさん「そうだ。sugaharaさんにしましょう。」

ちょっと(笑)。確かに何回も一緒に走っているからと言って・・・・
確かに本番中はMixiボイスで見守っていると言ってけれど。

しかし8時5分前。悠長なことは言ってられません。sugaharaの連絡先を
書いて、無事受付終了。

やまたさんは8時4分に会場に来ました。いずれにせよ無事でよかった。

その後は別れて、自分は温泉へ。去年も行った温泉です。
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日の焼け方が明らかに自転車乗りと言う人が多く笑えました。自分も
そうなんだけどね(笑)

その後は車中泊。程よい場所に車を止めてシートを倒し寝ました。
かさばるけれど毛布と掛け布団を持っていき、シートの段差をうまく
毛布で調整します。これでかなりいい感じ。結果、一度も目覚めず
ぐっすり寝ることができました。

さて、いよいよ明日は本番です。楽しみ楽しみ!

月間走行報告 [自転車]

今月は1104kmでした。

自分の中でのノルマは1200kmと決めているので未達成ですね。
反省。来月へ繰り越します。と言う事で来月は1300kmです。
この方式って雪だるま式・・・・・

まあ、無理な距離になったらやめます。あくまでも取り戻す勢いで。

富士ヒルクライムでの悔しい思いから体を作り直す意味でLSDを中心
としたトレーニングを始めました。

「LSDの効果は最低3か月やらないと出てこない」

と言う事もあり、3か月辛かったけれどひたすら続けてみた。

ここ最近は距離を稼ぐことを意識しすぎて低負荷と言う事を忘れ
気味だったかもしれない。

3か月の間、知り合いの人と走る事があったり、山を登ることもあった
けれど、自分の中ではイマイチ「おお!速くなった!!」と言う自覚が
あまり無いかなぁ。と言うのが感想。体重も思ったほど落ちないし。
(まあ、体重に関しては食べちゃうからなぁ。。。)

しかしここで止めてしまったら意味がなくなるんだろうね。

走り続けなければどんなに距離を走っても倒れちゃう。自転車そのもの。

これだけ走っていれば何かしら効果は出てくるだろう。いずれね。

自分はどちらかと言うと不器用なタイプだから効率的な事を考えながら
物事を進めるのが出来ない。だから泥臭く続けるしかない。

順応させる [自転車]

FFWD F6Rが来て1週間が経ちました。

これぞディープリム!って感じの乗り味で非常に満足しているのですが
正直、戸惑っているというか、まだつかめないところがあるんです。

それは、ホイールの剛性です。

ホイールの剛性が非常に高い。まあ、今までのホイールと比べてという話。

まあ、FFWDのHPにある「宇都宮ブリッツェンによるインプレッション」でも
高剛性と指摘する人が多いあたりで、実際高剛性の部類に入るのでしょう。

平地をスイスイ走るにはあまり意識しません。一番意識するのは坂道。

特に坂道をちょっと重めのギアにしてダンシングで登る時。坂道のダンシングは
テンポよく、リズミカルに行くのですがこのリズムがつかみづらい。

具体的に言いますと、従来のホイールだと剛性が低く、その分、しなって
そのしなりるタイミングをうまく使ってぐいぐいペダルに力をかけていた感じ。
しかし、F6Rになってそのしなりがないので、体重をかけるタイミングが
いまいちずれてしまう。そんな感じです。

さて、対処法ですが、結論から言うと慣れるしかない。と言うことで、本来は
週末だけF6Rをつけようと思っていたのですが、今のところ毎日つけて慣れる
ように努力しています。

F6Rに慣れたら、従来のホイールに戻した時に・・・・って思いますが、それは
それで、使い分けられるスキルを身につければいいなと思っています。

機材は変われませんが人は変わることができます。変わった所をネガティブと
受け止めず、個性と受け止めてそれに対応し長所を引き出す。これも自転車に
乗る楽しさだと思うのです。

精度と信頼性に定評があると言われるDT Swiss製のハブ。
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Nikon D3 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

あまりメンテナンスが得意ではないのでメチャクチャ高精度でもデリケートより
これぐらい汎用性があるハブのほうが自分に合っていると思います。


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